自分自身の在り方
人間、生きていればトラブルは常について廻るものです。
しかし、そのトラブルは、本当に相手が100%悪いかと言い切れるものではない場合も多いものです。その場合、たいてい自分自身の在り方にも問題があって起きるトラブルが多いものです。
例えば、世の常である嫁姑問題を取り上げてみましょう。姑は常に嫁をいびるものという常識のようなものが蔓延っていますが、なんだかどこかで「姑は嫁をいびって良い」という風潮が世の中には流れています。
ですから、姑になった女性は「嫁をいびっても誰にも文句は言われない」となって、堂々と嫁をいびります。しかし、嫁側は自分には落ち度がないのに姑にいびられることに納得いかないことが多いことでしょう。
このトラブルはお互いの価値観の違いなどから生じることが多いです。
ここで、姑も嫁も自分自身の相手に対する接し方の見直しができるか否かによって関係の修復の可能性が変わってきます。
結局のところ、自分自身の在り方が、鏡の法則で相手にも影響を与えてしまうものなのです。相手は自分を映す鏡とはそういうことなのです。
したがって、相手の悪いと思う態度や考え方も、結局は自分の接し方次第で変わることがあるのです。
変われるのは自分であり、自分が変わることで相手も変わるのです。
他責的な人に対しては、その責任を引き受けてしまうと相手は味を占め、どんどんと態度を大きくして、益々相手のせいにします。
そうされたくなければ、根拠を示して相手の責任として返せば良いのです。あるいは責められても、それをまともに引き受けないことです。
受け取ってしまえば自分のせいになってしまうのです。受け取らずに相手にお返しをしましょう。
そのような自分の在り方を変えることで、他者との適切な距離や関係を築くことができることでしょう。
私たちは常日頃から、自分自身の在り方を見直し、その態度に一貫性を保つ努力を怠ってはいけないものであることを、様々な人達の相談を通して常々思うのでありました。

