ブレてしまう人の出生図

カウンセリングをしていますと、時々自分軸で生きられない人がいます。
具体的に申しますと、判断の基準がすべて他人軸で生きている人です。そのような方は、自分の軸がないため、世の中の常識や人の価値基準が判断の物差しになっています。
もっと突っ込んだ分かりやすい言い方をすれば、要は自分に自信のない人が自分軸で生きられない人です。そうなると何をどうしたら良いのか分からなくなります。
基準が分からなくなると、どう生きていったら良いのかが分からなくなるのです。
そうなると足のない幽霊のような雰囲気やオーラを醸し出している人が多いように思います。「どうしたら良いのか?」と日々頭で考えていることが多いため、気やエネルギーはすべて頭の方へ回ってしまい、肝心の足元はお留守の状態です。ですから、地に足のついていない方が多いのです。
そのような方の場合、インド占星術的に言えばケートゥの影響が強く出ている方が多いように思います。ケートゥは西洋占星術で言えばドラゴンテールにあたりますが、頭のないドラゴンということになります。
頭がないのですから、判断ができません。良くも悪くも「無」の状態です。
この状態を積極的に捉えるのであれば「無欲」「純粋」ですが、消極的に捉えると「人任せ」「振り回される」「自分の考え・意見がない」とも見られやすいです。
たとえば、ケートゥが第1室ラグナにある人は、まさに上述したような状態が基本的性質となりやすいです。他の吉星のアスペクトがあれば吉に回ることもありますが、そうでない場合は、他者に振り回されやすい傾向が出ます。
もしも、生きづらさを感じていたり、自分への自信の無さが強すぎるなどの傾向があるとすれば、ホロスコープ上ケートゥの配置に問題があるかもしれません。
生きづらさを感じている方は、ご自分のケートゥの位置を確認してみると良いでしょう。
ぜひ、当方のインド占星術で確認してみてください。