子育てに苦労はつきものですが

子育てはいつの世も大変なものです。健常児を育てるのも大変ですが、障害児を育てるのは、また別の意味で大変です。どんな子育てであれ、いずれにしても大変であることには変わらないのです。

 子育てが人生プログラムの修行とされ、業を清算するための今生の人生の課題であるというホロスコープをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

 子は親を選んで生まれてくるとも言いますが、それはあなた様と子どもの魂の絆であり、業でもあり、縁でもあるのです。

 ですから、離れようにも離れられず、死に別れたとしても、また来世で会うことになる宿命かもしれません。

 では、それは何を基準にして見れば良いかと言いますと、基本的には土星の位置です。

 土星の象意は「苦難」「努力」「試練」などです。また、これまでのブログ記事にも書いてきましたが、土星は母から見捨てられたという神話があります。

 ですから、土星は母への愛を求め、時には復讐さえしようとする星でもあります。そのため、土星という星はいつも恐れられてしまう存在であり、インドにおいては、ホロスコープ上の土星が良くない場合は、土星神が祀られている寺院へ出向き、土星の神に祈りや供養をささげるのです。

そうすることで土星の悪影響を緩和させて、できるだけ無事平穏に過ごしていけるように自らの行いに気を付けながら生きていく訳です。

子育てに大変な苦労をされている方の場合、土星が悪影響を与えられている可能性もありますが、この土星からの試練を乗り越えることができれば、子育てを終えたときに、注いだ愛情と苦労の分、子どもから何らかの形で親へお返しをしてくれます。

それが業の清算であったり、今生の人生の修行から得られたものとなることでしょう。

試練と思われるような困難が生じたら、それがあなた様の今生の人生で清算すべき業であるということをしっかりと認識して、その事象に取り組まれて行けるよう、当方も占星術を通して応援していきたい所存でございます。

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