月は心

どんな占星術においても「月」はとても重要なポジションであると思います。

 インド占星術においては、特に「月」がどのハウスと、どの星座に在住しているかによって、その人の心がどのような状態にあるかが、だいたい読めます。

 

 「月」と聞いたときに、皆様はどのようなイメージが浮かんできますか?

 「月」は、この地球上の人類においては、共通認識のようなアミニズム的なものを感じる方もいらっしゃることでしょう。

 日本に於いては、月はよく愛でられています。満月に関する歌も多く詠まれています。

 盆踊りの炭坑節でも「月が出た出た~月が出た~」なんて歌われていますね。

 また、百人一首でも月は色々な歌の中でも良く出てきます。

 海外ではどうでしょうか?ギリシャの神話に出てくる「月の女神アルテミス」は世界中に知られていることですね。ベートーベンの「月光」も有名ですし、狼男が満月を見ることで変身してしまう現象のお話も良く知られている物語です。

 さて、このように月は世界中のアミニズムであり、神であり、畏敬の念を持って敬意を表する存在です。このアミニズムは、人々の心の中に象徴される万物にも霊が宿っているとされているものであり、月もまたそのような存在とされています。

 ですから、「月」が象徴するのは「心」です。

 インド占星術における「月」は、人の気持ち、心、精神のつながりや感情などが象意とされています。また、月は母でもあります。

 それゆえに、人が生きていく上では「月」は重要なメッセージを与えてきます。この月がどのハウスにあり、どの星座に在住しているかが非常に大切です。

 あなたの心は元気ですか?それとも毎日なぜか鬱々としてしまう状態でしょうか?

それを解く鍵のひとつとして、インド占星術は非常に有効な手段になります。

 ご自分の心がどのような状態になっているのか、ぜひインド占星術を使ってみることをお勧めします。

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